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   新年あいさつ

河内委員長 新年あいさつ  2019. 1. 1
 
JP労組 信越地方本部 執行委員長 河内 浩一

明けましておめでとうございます。
組合員並びにご家族の皆さまには健やかな新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。


《はじめに》
 今年は「亥」年。
 決めた目標や定めた目的に向かって脇目もふらず一生懸命に突っ走る「猪突猛進」がイメージされます。今年はJP労組信越も結成12年となり干支を迎えています。この間培った運動の成果と組織の結集力を最大限発揮させ、職場課題、交渉課題の解決に向けた対応や運動課題の前進に向けて頑張りましょう。


≪信越の運動課題≫
 労働組合の活力は多くの仲間を増やすことによって生まれます。そして、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という労働運動の原点を共有することが大切です。
 1つは組織拡大についてです。信越の組合員数は結成当初の約9,000名から着実に組織化が進み、現在は9,800名前後で推移しています。しかし、地本結成以来の悲願である信越10,000名組織は実現していません。10,000名組織の達成に向け、引き続き組織未加入者への粘り強い声掛けや対応をお願いします。
 2つには共済活動についてです。昨年も日本列島は大阪北部地震、北海道胆振東部地震や西日本集中豪雨、超大型台風など甚大な災害を被りました。生協法には「組合員への最大奉仕と非営利の精神」が謳われており、安い掛金で大きな保障をすることが責務とされています。組織全体でこの制度を享受していかなければなりませんが、そのためには安定的で持続可能な経営が必要不可欠です。現在、加入率は厳しい状況にありますが、先輩方が築いてくれたこの有難い財産を持っている私たちは各種共済を浸透させ拡大していかなければなりません。自分のため、仲間のために積極的な加入をお願いします。
 3つにはみらい研についてです。信越では現在の加入率は52%に及び、ほぼ計画通りに推進がはかられています。みらい研はJP労組組織内議員や政策フォーラム議員を組合員のカンパにより資金面で支援し、活動環境を充実させていく目的で結成された政治連盟です。今年度の地本目標は190名純増の5,170名(53.4%)を確認しています。みらい研加入者は政治意識が高まっていくという傾向にあるため、より多くの組合員に伝え拡大をはかっていきたいと思います。


≪2019春闘≫
 2019春闘の論議が佳境に入ってきます。今春闘はこれまでの春闘とは異なりきめ細かな職場討議の上に中央と地方との意見交換を密にしながら運動を進めていくよう組み立てられています。今春闘は基準内賃金の改善はもとより、一般職並びに期間雇用社員の処遇改善や初任給改善、扶養手当のあり方、65歳定年制の実現、多様な働き方など論点が明確になっていますが、基本は総体の底上げであって最大限の「人への投資」をはかっていくことです。一方、郵政グループを取りまく事業環境は厳しい状況にあり、各要求に対して難しい交渉になることが想定されます。
 地本では第19回中央委員会議案の浸透と意見集約、春闘総決起集会の開催、署名活動や職場集会による決議文の採択、朝ビラ配布など中央交渉を後押しするバックアップ行動、更には妥結整理後の春闘報告集会へとつなげていきたいと思います。多くの皆さんの参加を要請する次第です。


≪第25回参議院議員選挙≫
 第25回参議院議員選挙が今年7月に施行されます。ご案内の通りJP労組は組織内候補“小沢まさひと”中央副執行委員長を擁立し闘いを進めています。
 今選挙戦の位置づけは1つに郵政グループが抱える政治課題の解決、ひいては郵政事業の持続的成長並びに組合員の雇用確保と労働条件の維持・改善に向けた闘いです。
 2つには安倍政権への対峙です。昨年の国会では議論を深めることもなく、過労死法といわれる高度プロフェッショナル制度を含む法案の一括提出による働き方改革関連法や具体的な内容は全くない外国人材受入れの改正出入国管理法の成立など強行採決が横行しており、安倍首相の政権運営や国会対応には辟易しているところです。
 平和と人権、民主主義・立憲主義を蔑ろにした政権運営は暴挙と断じざるを得ません。何としても半年後に迫った第25回参議院議員選挙においては与野党拮抗、更には与党を過半数割れに追い込み、衆参でねじれ現象の政治情勢をつくることが重要です。
 その思いを実現するには、今年7月に迫った第25回参議院議員選挙「小沢まさひと」候補の当選を何としても勝ち取らなければなりません。
 ご存知の通り、郵便局出身の“小沢まさひと”候補は郵政グループの課題を熟知し、組合員の汗や思いを真正面から受け止め、政治の場で活躍できる方で人物・見識・経験とも最善、最高の候補者です。
 現在の後援会加入状況は組合員ベースで83%、紹介者ベースで70%弱であり計画通り伸長していない状況です。今後も未加入者への働きかけと加入者への重ねての理解浸透とお願いが重要であり、全ての行動をやり切って投票へとつなげたいと思います。そして投開票日にはみんなで結果を喜び合いましょう。重ねてのご理解とご協力、ご尽力をお願いします。


≪結びに≫
 今年は“小沢まさひと”選挙勝利という大きな目的があります。この闘いを通じ組合員一人ひとりにJP労組運動を理解していただく、職場にJP労組運動をつくっていくことが将来に向けより重要になってきます。正にJP労組の命運をかけた闘いです。
 労働運動の前進に特効薬はありません。地道に丁寧に運動を積み上げていきましょう。多くの課題にチャレンジし成果が表れる1年となるよう強い決意を申し上げ、新年のあいさつといたします。





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